マウンテンビューデータ、VMware ESX Serverに完全対応したPowerCockpit製品を発表

マウンテンビューデータは、同社のプロビジョニングソフトウェア「PowerCockpit」のバージョンアップ版を発表した。新たにVMwareのESX ServerコンソールOSのイメージバックアップ機能などを備える。

» 2007年02月20日 00時41分 公開
[ITmedia]

 マウンテンビューデータは2月20日、同社のプロビジョニングソフトウェア「PowerCockpit」のバージョンアップ版となる「PowerCockpit2.3」を発表した。新たにVMwareのESX Server本体OS(コンソールOS)のイメージバックアップ機能などを備える。出荷は3月28日から。

 今回の新機能は、ESX ServerのコンソールOSのイメージバックアップを行い、かつESX Serverに対応したサーバ機器であれば異なる機種へのリストアも可能にするもの。PowerCockpitはESX Server上のゲストOSのイメージバックアップも行えるため、コンソールOSからゲストOSまでシームレスな対応を可能にした。

 また、PowerCockpitの機能を使い、物理環境から仮想環境へLinuxシステムを移行(P2V)させることも可能で、最新のLinuxディストリビューションだけでなく、Red Hat Linux 8/9やRed Hat Enterprise Linux 2.1のような古いバージョンのLinuxディストリビューションを仮想環境へ移行できる。

 価格はベースとなる製品で39万円から。

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