マインドとOSJ、オープンソースの人事給与システムを販売開始

マインドとOSJは、オープンソースを利用した情報活用ソリューションで提携を発表。これに基づいてマインドが開発したオープンソース人事給与システム「MosP人事給与」にサポートを付加した製品を同日から販売する。

» 2007年03月01日 18時20分 公開
[ITmedia]

 マインドとオープンソース・ジャパンは3月1日、OSSをプラットフォームとした情報活用ソリューション分野で業務提携を発表した。これに基づき、マインドが開発したオープンソース人事給与システム「MosP人事給与」にサポートを付加した「MosP人事給与 Basic版」を同日から販売する。

 「MosP人事給与」は、マインドが自社で開発したERPパッケージ製品のうち、人事給与パッケージをオープンソース化したもの。GPLもしくは「オープンソース・ビジネスリーグ by OSCAR」利用許諾契約約款の下で公開されている。後者は「OSCARアライアンス」が提唱しているもので、GPLをベースとし、ソースコードを改変した場合に改変コードを公開することを明示するライセンス。同社はOSCARアライアンスが主催する「2006年オープンソース・ビジネス・アワード」を受賞している(関連記事参照)

 パッケージとしてはTomcatやMySQLなどの上に構築されており、サーバ1台で最大500人程度の利用を推奨している。また、日本企業が開発していることもあり、日本語の扱いや日本独自の習慣にも対応する。

 価格はパッケージが39万8000円で、年間サポートが10万円となっている。このほか、「導入サービス」「管理者教育サービス」など各種オプションサービスがマインドから提供される。

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