電子メールで給与明細確認、インターコムが配信システムの新バージョン

インターコムは3月14日より、明細電子配信システムの新バージョン「Web給金帳 V2 メール版」の販売を開始する。

» 2007年03月02日 10時21分 公開
[ITmedia]

 インターコムは3月14日より、明細電子配信システムの新バージョン「Web給金帳 V2 メール版」の販売を開始する。価格は、50クライアントで10万5000円から。

 Web給金帳は、市販の給与ソフトウェアと連動して給与/賞与明細書や源泉徴収票を電子化し、インターネット経由で配信するシステム。源泉徴収票や給与などの支払い明細書を電子化、ペーパーレス化することで、コスト削減を実現する。2007年1月の所得税法改正によって認められた、支払い明細の電子配布にも対応したものだ。

 Web給金帳 V2 メール版が対応するのは、オービックビジネスコンサルタントの「給与奉行」シリーズ、ピー・シー・エーの「PCA給与」シリーズ、応研の「給与大臣」シリーズおよび弥生の「弥生給与」シリーズ。これら給与ソフトのデータベースから必要なデータを読み取るか、CSV出力して引き継ぐことにより、給与や賞与明細、源泉徴収票などの明細を電子化し、メールで配信する。

 特徴は、手元のPCにインストールするだけで利用でき、小規模企業でも容易に導入できること。作業の流れが分かるワークフロー操作画面を用意することで、専門のシステム管理者がいない中小企業でもスムーズに導入、運用可能という。

 また、配信方法としてPC向けに明細PDFファイルを添付してメールで送信する方法と、携帯電話へのメール配信の2つの方法を選択できる。各ユーザーに対し複数の配布方法を設定できるため、受給者の環境に応じて柔軟に運用することが可能だ。

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