アライドテレシス、耐通信障害機能を持つ小型アクセススイッチを発表

アライドテレシスは4月2日、広域ネットワーク構築に向くマルチアクセススイッチ「TELESYN 9100」を発表した。

» 2007年04月02日 18時42分 公開
[ITmedia]

 アライドテレシスは4月2日、MAN(Metropolitan Area Network)構築に向くマルチアクセスレイヤ2スイッチ「TELESYN 9100」を発表した。価格はオープン。

画像 TELESYN 9100

 TELESYN 9100は、1Uサイズながら地域網やキャリア網のエッジでイーサネットやADSL、T1/E1専用線といった各種インタフェースを収容可能なアグリゲーションスイッチ。10/100BASE-TX、100BASE-FX、100Mbpsシングルモードファイバ、T1/E1、SFPなど同社が発売する既存のインタフェースモジュールを利用可能なスロットを3つ、管理モジュール用のスロットを1つ装備する。スイッチング容量は12Gbps。

 耐障害性の高いイーサネットリングネットワークの構築に有効なEPSR(Ethernet Protected Switched Ring)やIEEE 802.1w準拠のRSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)といったプロトコルをサポート、通信のダウンタイムを最小限に抑えることができる。VLANタグを2重に付加する「ダブルタグVLAN」に対応しており、論理的に拠点間を結ぶ広域イーサネットが構築できる。単体で4094までのVLAN(仮想LAN)構築が可能。

 そのほか、IEEE 802.1pによるCoS(Class of Service)機能、映像などのマルチキャスト時に不要なマルチキャストトラフィックを遮断するIGMPスヌーピングに対応する。AC/DC電源、リダンダントAC電源など搭載する電源により3つのモデルが用意される。

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