「EXILIM」シリーズの新製品にμITRON4.0仕様に準拠したOSが採用

» 2007年04月03日 20時13分 公開
[ITmedia]

 イーソルは、カシオ計算機が2月23日から発売を開始したデジタルカメラ「EXILIM」シリーズの新製品「EXILIM Hi-ZOOM EX-V7」「EXILIM ZOOM EX-Z1050」に、イーソルのリアルタイムOS製品が採用されていることを発表した。採用されたイーソル製品は、μITRON4.0仕様準拠リアルタイムOS「PrKERNELv4」。

 PrKERNELv4は、タスク管理やメモリ管理、リアルタイム処理といった、デジタルカメラのシステム全体を管理するベーシックな機能を提供している。

 PrKERNELv4は、1999年のリリース以来、携帯電話やデジタルカメラなどのデジタル家電、カーナビゲーションシステム、プリンタからFA機器までの幅広い分野で多くの実績を持つ、代表的なμITRON仕様のリアルタイムOS。μITRON4.0スタンダードプロファイルに完全準拠しているほか、さまざまな拡張機能やPrKERNELv4独自の拡張機能を実装している。カーネル共通部分はMISRA-Cに準拠している。各種組込みシステムに最適なプログラムサイズで、優れたリアルタイム性能を実現する。

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