九州大学とマイクロソフトが全学包括ライセンス契約を締結

» 2007年04月09日 12時01分 公開
[ITmedia]

 九州大学およびマイクロソフトは、九州大学の情報戦略および情報基盤強化策の一環として、2007年4月からマイクロソフトが提供する包括ライセンス契約を締結したことを発表した。

 同包括ライセンス契約は、同学内の情報基盤強化、ソフトウェア資産管理の効率化のための戦略的IT投資、学生の情報教育環境の充実のため、全学生約1万8000名、全教職員約7000名を対象とした包括ライセンス導入による全学的なソフトウェアの整備を目的としたもの。

 対象製品はOffice Enterprise、Microsoft Windows VistaBusiness Upgrade、Microsoft Windows ServerおよびMicrosoft Exchange Server。同学では本契約により、従来の購入方式と比較し、年間約2〜3000万円のコスト削減を見込んでいる。

 また、全学生を対象としたライセンス導入により、学生が必要なソフトウェアを学内外で自由に利用できるようになるなど、情報教育環境の充実による学生に対するサービス向上を図るとともに、不正コピーの防止などの組織的なコンプライアンスの徹底を図ることを目指す。

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