モンタビスタ、MontaVista Application Developer Kit 5.0をリリース

» 2007年04月10日 01時37分 公開
[ITmedia]

 モンタビスタは、本日、同社のアプリケーション開発ソリューションの主要なアップデートとなるMontaVista Application Developer Kit(ADK) 5.0をリリースした。

 ADK5.0は、オープンソースの統合開発環境(IDE)であるEclipseに不可欠なプラグインを提供し、組み込みLinuxの開発を合理化し自動化するもの。アプリケーション開発者は、数千ものLinux開発のコンポーネントを選択し、統合し、コンフィギュレーションするといった複雑な作業をする必要がなくなる。分析ツールのセットも含まれており、システムリソースがどのように使用されているか、アプリケーションやプロセスがシステムにどのように影響しているか、さらに、どこでシステムメモリを使い過ぎていて、全体的なデバイスの性能に影響を与えているかを把握できる。

 ADK5.0の統合開発環境のコンポーネントであるDevRocket5.0は、純粋なEclipseプラグインセットとして提供され、開発者は、1つのインタフェースからすべての開発ツールにアクセスできる。また、包括的なLinux仮想ターゲットも含まれており、完成製品のハードウェアをエミュレートした仮想環境でアプリケーション開発ができる。

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