破産法保護下から脱却したSGIが、新CEOにロバート・H・エワルド氏を指名した。
米SGIは4月9日、同日付でロバート・H・エワルド氏がCEOに就任したと発表した。エワルド氏はLinux Networxの会長兼CEOを務めてきた人物だが、過去にSGIで執行副社長兼COOを務めたこともある。
SGIは、米連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請後、前任のCEOデニス・マッケンナ氏の下で経営再建を進め、2006年10月に破産法の保護下から脱却した。マッケンナ氏は、財政建て直しの経験を買われ、2006年1月にSGIのCEOに就任していた。
SGIのケビン・カタリ会長は「われわれの焦点が、事業の再構築と安定化から、成長と収益性へと移る中、エワルドは当社を率いるための適切な手腕を持つ」とコメントしている。
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