業務データが年々増大するに伴い、問題となっているのがバックアップ時の処理時間の増大と保存メディアの選択だ。現状のまま処理時間およびデータサイズが増大していくと、いつかパンクする日が来る。その救世主となるのが「容量最適化ストレージ」だ。
過去、長い間バックアップメディアとして使用されてきたのはテープだ。これまでQIC(Quarter-Inch Cartridge)、DDS(Digital Data Storage)、DLT(Digital Linear Tape)とテープメディアは大容量化・高密度化してきたが、テープメディアは低速であり、耐久性という面で問題が多い。そのため、ここ数年はディスクドライブの低価格化に伴ってディスクバックアップが主流となりつつある。しかし、通常のバックアップソフトを使用する限り、容量が膨大になるという問題は避けられない。
そこで登場したのが「容量最適化ストレージ(Capacity Optimized Storage)」と呼ばれるものだ。このテクノロジーを使えば、最大20分の1にまでバックアップ容量を節約でき、高速なバックアップが可能になる。
ここでは、東京エレクトロン デバイスが、テープおよびディスクを使用した災害復旧の問題点などについて説明し、容量最適化ストレージの活用方法を解説する。
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