パケッティアジャパンは、TCP高速化機能を統合したWAFS(Wide Area File Service)クライアント「Mobiliti」の新版を販売開始した。
パケッティアジャパンは4月19日、WAN高速化クライアントソフト「Mobiliti 7.0」の販売を開始した。PCにインストールすることで企業の営業拠点やモバイルでのアプリケーション通信を高速化できる。
Mobilitiは、データの差分のみを転送することでデータ通信量を減らす「iDEPS(intelligent Delta Selection Process)」技術により、WANアプリケーションの高速化を実現するPCクライアントソフト。WAFS(ファイルアクセス高速化)、データ同期/バックアップやオフラインキャッシュアクセスといった機能を備える。
Mobiliti 7.0では、Mobilitiに同社のWAN高速化ソリューション「SkyX」に採用されているTCP高速化技術(XTPアクセラレーション)を統合した。ただし、TCP高速化機能を利用するには、センター側に対向でSkyXゲートウェイかPacketShaperを設置する必要がある。そのほか、ユーザーインタフェースも日本語化されている。
価格は50ユーザーで96万円から。5月より各販売代理店を通して販売される。
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