セイ・テクノロジーズは4月19日、Linuxサーバ用監視ツール「BOM for Linux Ver.1.3」を5月7日から出荷開始すると発表した。
「BOM for Windows」と同様、サーバの監視ツールである同製品は、BOM for Windowsの機能に加え、スライドバーによる閾値の調整や週間タイムテーブルによるスケジュール設定など、管理面のブラッシュアップを図ったもの。監視・通報・リカバリーの基本機能は監視対象サーバ側で処理する仕組みを持つ。
監視設定はテンプレートを管理画面から読み込むことで行い、新しい監視対象用のテンプレートは同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
なお、現在Windows版のバージョンは4.0、これに対して今回発表されたLinux版は1.3となっている。このため同社では、2007年9月リリース予定の次のバージョンで、Linux/Windowsのバージョンナンバーを併せてバージョン5.0とする予定。また、現時点ではLinux版とWindows版で集中監視コンソールの互換性がないが、これについては互換性を持つバージョン5.0がリリースされた時点で無償アップグレードを提供する予定。
価格は、5インシデント付きの基本パッケージが12万8000円。サーバ追加ライセンスが10ライセンスで90万円。
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