MS、小売り向け組み込みWindowsの最新版を提供開始

Microsoftが、Windows Embedded for Point of Service 1.1 updateの提供を開始した。最新の業界標準に準拠したほか、セットアップ時の効率向上などが特徴。

» 2007年04月21日 07時48分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは4月19日、小売業界向けに最適化した組み込みOSの最新バージョン「Windows Embedded for Point of Service 1.1 update」と、「Point of Service(POS)for .NET 1.11」の提供開始を発表した。

 Windows Embedded for Point of Serviceは、各種小売りアプリケーションや周辺機器、サービスをサポートし、既存のシステムへの導入も簡単にできるという。新バージョンでは、最新の業界標準への準拠やセットアップ時の効率向上を実現したほか、対応言語数も拡大。繁体字中国語やポルトガル語などを含む33言語に対応する。

 POS for .NET 1.11では、生体認証や紙幣の受け取り、画像スキャナといった新しい分野の端末をサポート。UnifiedPOS 1.11の仕様をサポートしており、ClearInputやスマートカードなどに関する仕様の変更にも対応する。

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