デル、第4世代の「LTO」テクノロジーを採用したテープバックアップ装置を発売

» 2007年04月23日 17時09分 公開
[ITmedia]

 デルは4月20日、同社のストレージ製品「PowerVault」シリーズで、磁気テープ記憶装置規格の最新世代「LTO-4」を採用した外付けタイプのテープバックアップ装置「PowerVault LTO-4-120」を発表した。

 同製品は、大容量データの高速読み書きを特徴とする磁気テープ記憶装置の規格「LTO」の最新世代であるLTO-4テクノロジーを採用し、シングルテープに最大で非圧縮時800Gバイト、圧縮時1.6Tバイトのデータを、毎秒120Mバイト(非圧縮)〜240Mバイト(圧縮時)の高速でバックアップするシングルドライブのテープ装置。SAS(Serial Attached SCSI)接続方式を採用し、SCSI接続に比較してスケーラブルなバックアップを実現する。

 また、AES256ビット方式によるハードウェアベースベースの暗号化技術を搭載しており、連携するバックアップソフトウェア(順次提供予定)との組み合わせにより、テープの持ち出しによる情報漏えいを防止できる。

 価格は41万4225円。

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