ゴールデンウィークのさなかですが、通常どおりオフィスでがんばっている方も多いことでしょう。連休なんて何のその!で仕事に向き合うあなたに、業務をラクにするちょっとしたコツを教えます。
セッション定義ファイルを設定しよう
自席のPC上からWebインタフェースを利用してJP1/Cm2/Network Node Manager(NNM)へ接続し監視を行っていますが、URL が分かれば誰でも参照できてしまいます。利用者の制限を行い、事前に登録されたユーザー以外にアクセスできないようにしたいのですが、どうすればよいでしょうか。(対象製品:JP1/Cm2/Network Node Manager)
NNMのセッション設定ファイルとパスワードファイルにより制限できます。
セッション設定ファイルのUserLoginにONを設定することで、「NNM コンソール・ログイン」が表示されユーザー名の入力が求められます。入力するユーザー名とパスワードは事前にovthpasswdコマンドでパスワードファイルへ登録しておく必要があります。
ユーザー認証の詳細や設定ファイルの内容についてはネットワーク管理ガイドなどのマニュアルを参照してください。
認証するユーザーとしてuser1を使用する場合の設定例を次に示します。
(セッション設定ファイルの例)
UserLogin: on
LoginLogging: off
AccessLogging: off
SessionTimeout: 9
(ユーザーの登録例)
C:\>ovhtpasswd user1
Adding user user1
New password:
Re-type new password:
C:\>
このコンテンツは、サーバセレクト2006年6月号に掲載されたものを再編集したものです。※マニュアルを参照して各自の責任で実装、実施してください。
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