運用管理の表ワザ裏ワザ――JP1編その2ゴールデンウィーク!集中講座

ゴールデンウィークのさなかですが、通常どおりオフィスでがんばっている方も多いことでしょう。連休なんて何のその!で仕事に向き合うあなたに、業務をラクにするちょっとしたコツを教えます。

» 2007年05月03日 08時00分 公開
[日立情報システムズ 産業情報サービス事業部,ITmedia]

NNM Webインタフェースの利用者制限をしたい

セッション定義ファイルを設定しよう

自席のPC上からWebインタフェースを利用してJP1/Cm2/Network Node Manager(NNM)へ接続し監視を行っていますが、URL が分かれば誰でも参照できてしまいます。利用者の制限を行い、事前に登録されたユーザー以外にアクセスできないようにしたいのですが、どうすればよいでしょうか。(対象製品:JP1/Cm2/Network Node Manager)

NNMのセッション設定ファイルとパスワードファイルにより制限できます。

 セッション設定ファイルのUserLoginにONを設定することで、「NNM コンソール・ログイン」が表示されユーザー名の入力が求められます。入力するユーザー名とパスワードは事前にovthpasswdコマンドでパスワードファイルへ登録しておく必要があります。

 ユーザー認証の詳細や設定ファイルの内容についてはネットワーク管理ガイドなどのマニュアルを参照してください。

 認証するユーザーとしてuser1を使用する場合の設定例を次に示します。

(セッション設定ファイルの例)

UserLogin: on

LoginLogging: off

AccessLogging: off

SessionTimeout: 9


(ユーザーの登録例)

C:\>ovhtpasswd user1

Adding user user1

New password:

Re-type new password:

C:\>


このコンテンツは、サーバセレクト2006年6月号に掲載されたものを再編集したものです。※マニュアルを参照して各自の責任で実装、実施してください。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ