アシスト、オープンソースのオフィス・ツールの支援サービスを開始

アシストは、オープンソースの活用に積極的な企業に対し、オフィス・ツール「OpenOffice.org」の導入、利用などについての支援サービスを提供する。

» 2007年05月11日 21時00分 公開
[ITmedia]

 アシストは5月11日、オープンソースのオフィス・ツールであるOpenOffice.orgの支援サービスを6月1日より開始することを発表した。

 支援サービスは、研修、ヘルプデスク、アセスメント、導入・移行に分かれている。OpenOffice.org導入のための研修サービスでは、Microsoft Officeとの違いを基にし、OpenOffice.orgでの対応方法や、利用についてハンズオン形式で体感させる。また移行・導入サービスではMicrosoft Officeの利用状況の調査を行い、移行や導入の支援を行うサービスを展開する。

 OpenOffice.orgはワープロ・表計算・プレゼンテーションなどの機能を持つオープンソースの統合オフィス・ツール。アシストではオープンソースの導入、利用についての各種サービスを提供することで、オープンソースの活用に積極的な企業を支援していく。

 アシストでは、2007年2月に社内標準のオフィス・ツールを、Microsoft OfficeからOpenOffice.orgに全面移行した。IT化を支援をするには、自分たちもオープンソースを理解し使いこなさなければならないという考えの下、ユーザー支援のためにOpenOffice.orgを率先して使うことを決定した。

 価格は、OpenOffice.org研修サービスが、31万5000円で20名から、そのほかのサービスは別途見積もりとなる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ