Webメールとメールサーバの「いいとこどり」、センドメールとトランスウェアが提供

センドメールとトランスウェアは、Webメールとメールサーバを連携させた電子メールソリューション「Active! mail 6 for Sendmail Edition」を共同で提供する。

» 2007年05月15日 22時00分 公開
[ITmedia]

 センドメールとトランスウェアは5月14日、Webメールとメールサーバを連携させた電子メールソリューション「Active! mail 6 for Sendmail Edition」を共同で提供することを発表した。

 センドメールでは、POP/IMAPに対応し、最大で数百万アカウントに対応可能な電子メールサーバ「Sendmail Mailcenter Store」を提供してきた。一方トランスウェアでは、多言語の同時表示や迷惑メール対策機能などを備えたWebメールパッケージ「Active! mail」を提供している。

 Active! mail 6 for Sendmail Editionは、これら2つの製品をシームレスに連携させた、Ajax対応の電子メールソリューションだ。Sendmail Mailcenter Storeの管理インタフェースを通じてユーザーの登録/削除やクオータ設定といった作業を一元的に行えると同時に、Active! mailのインタフェースを通じて、エンドユーザー自身がパスワード変更や転送、フォルダ振り分けなどの設定を行える。また、携帯電話やPDAといったモバイル環境からもメールボックスを参照できるという。

 両社はActive! mail 6 for Sendmail Editionによって、高いパフォーマンスと信頼性、ユーザビリティを兼ね備えたWebメールシステムを構築できるとし、企業のほか、公共/文教といった幅広いユーザーを対象に提供していく。出荷は6月15日からの予定だ。

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