設定ファイルを作り終えたら、Net-SNMPを具体的に動かしてみよう。CentOS5では、serviceコマンドを使ってNet-SNMPが駆動するように仕込まれるので、rootユーザーで、次のように指定すればよい。
# service snmpd start
ソースからインストールした場合など、serviceコマンドから実行できない際には、snmpdを直接起動すればよい。デーモンのsnmpdが動いたならば、正しく接続できるかどうかも確認しよう。
Net-SNMPには、SNMPマネージャとして動作する、各種コマンドが付属している。リスト1では、SNMPv1/v2cを用いて、コミュニティ名「hogeprivate」でlocalhostから接続できるように設定してある。
そこで、次のようにsnmpgetコマンドを用いると、OID「1.3.6.1.2.1.1.4.0」に設定されている値を表示できる。
# snmpget -c hogeprivate -v 1 localhost .1.3.6.1.2.1.1.4.0
結果は、次のように、snmpd.confのsyscontactで定義した管理者の連絡先が表示されるはずだ。これは、「1.3.6.1.2.1.1.4.0」が、管理者の連絡先を保持するオブジェクトのOIDであるためだ(詳細は次回に説明する)。
SNMPv2-MIB::sysContact.0 = STRING: admin@example.co.jp
今回は、Net-SNMPに含まれるSNMPエージェントであるsnmpdの設定と起動、そして、動作の確認方法までを説明した。次回4回目では、Net-SNMPに含まれるSNMPマネージャコマンドの基本的な使い方、そして、SNMPv3で接続するためにユーザーのパスワードを設定する方法を説明する。
Copyright© 2012 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.