「VMware ACE 2 Enterprise edition」、正式リリース

VMware ACE 2 Enterprise editionが、βテストを終え、正式にリリース。新機能「Pocket ACE」により、バーチャル環境の携帯が可能になった。

» 2007年05月17日 07時50分 公開
[ITmedia]

 米VMwareは5月15日、バーチャルマシン環境の集中管理を可能にする「VMware ACE 2 Enterprise edition」の正式版の発売を発表した。

 VMware ACEは、OSやデータ、アプリケーションなどのバーチャル環境を一元管理するソリューション。2代目となるVMware ACE 2 Enterprise editionでは、新たに導入されたVMware ACE Management Serverにより、1台の管理コンソールから何千台ものVMware ACEデスクトップを管理、追跡し、標準ポリシーを適用することが可能となった。

 また新機能「Pocket ACE」により、VMバーチャルマシン環境をUSBドライブや小型HDD、iPodなどに記録して持ち運び、家庭や旅先などのPCやノートPCに接続してデスクトップ環境を再現することができる。

 対応OSはWindowsとLinuxで、Windows Vistaをサポートするほか、Mandriva、Novell、Red Hat、UbuntuのLinuxをホストOSとして利用できる。

 VMware ACE 2 Enterprise editionの価格は、個人や小規模事業者向けの「Starter」キットが999ドル、「Standard」キットが4999ドル、「Enterprise」キットが1万5999ドル。30日間試用可能な評価版が同社のサイトからダウンロード可能。

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