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» 2007年05月17日 19時52分 UPDATE

DAL、中小規模システム向けEDIクライアントパッケージの最新版を発表

データ・アプリケーションは、中小規模企業向けのEDIクライアントパッケージ「ACMS Lite 2.0」を発表した。次世代流通EDIの普及やJ-SOX法対策を視野に、容易な導入・操作・運用と低価格で中小規模企業でのEDI拡販を目指す

[ITmedia]

 データ・アプリケーション(DAL)は5月17日、中小規模企業向けのEDIクライアントパッケージ「ACMS Lite 2.0」を発表した。出荷開始は6月11日から。

 流通業界では、インターネットベースの次世代EDI(電子データ交換)システム導入が本格化している。従来は、1980年に日本チェーンストア協会(JCA)が開発したJCA手順を流通業界における標準的な通信手順として利用してきたが、データフォーマットが小売業ごとに異なるほか、通信速度が遅く、漢字が扱えないという問題が存在していた。このため、経済産業省の外郭団体である流通システム開発センターやイオン、ダイエー、平和堂、ユニーといった小売企業が中心となって、インターネットによる次世代標準EDIのガイドライン「流通ビジネスメッセージ標準」が2007年3月に公開されている。

 加えて、J-SOX法の施行を直前に控る現在、商取引を明確化し、その記録を正確にトレースする必要が生じてきており、電話やFAXを利用した取引形態を採っていた企業は次世代流通EDIに注目している。

 ACMS Lite 2.0は、システム専任者を持たない中小企業でも簡単にEDIを始められるよう、操作性を重視したユーザーインタフェースを持つEDIクライアントパッケージ。スケジュール機能、データ変換機能やジョブ管理機能など、上位製品の「ACMS B2B」が備える機能を継承し、多種多様なデータフォーマットや次世代流通EDIのJX手順(SOAP-RPC)および全銀TCP/IP、INET-Zの標準プロトコルにも対応する。

 加えて、フロントエンドで利用するクライアント製品としてだけでなく、他社のアプリケーションに組み込んで利用できる。これにより、他社のアプリケーションはJX手順(SOAP-RPC)クライアント通信機能を自社製品に簡単に実装できる。今回の発表と併せてDALは、ユーザックシステムとの提携を発表、EDI業務に必要なアプリケーションを備えた同社のオンラインパッケージソフトウェア「EOS名人 V5.0」とACMS Lite 2.0を組み合わせたEDIソリューションを提案していく。

 価格は1ライセンス当たり10万5000円から。初年度は別途、保守費用が必要。

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