ENOVIA MatrixOne 10.7.1、PLM SOAエンタープライズ・ミドルウェアを提供開始──ダッソー・システムズ

幅広い業務プロセスをカバーし、PLMが顧客ビジネスの成功を支え、高い価値を提供することを目指す。

» 2007年05月18日 17時58分 公開
[ITmedia]

 ダッソー・システムズはENOVIA MatrixOne 10.7.1の提供開始を発表した。これにより、PLM (プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)におけるSOA(サービス指向アーキテクチャ)ビジョンを飛躍的に進展させるとする。同製品には、ENOVIAのPLM SOAエンタープライズ・データウェアハウス・インフラとミドルウェア、コラボレーティブ業務プロセス・アプリケーション、各業界向けアクセラレーターが含まれており、エンタープライズ向けのPLMコラボレーションを強化し、市場への製品出荷を支援する。

 PLMコンサルタント会社、CIMdata社社長のEd Miller氏は「ENOVIA MatrixOne 10.7.1でダッソー・システムズは、どのPLMプロバイダーよりも幅広い業界、プロセスに対応できることを示しました。さらに、3DLiveをENOVIAのフェデレーション・データ管理機能と組み合わせることで、様々なソースからくるPLMデータを検索、ナビゲート、コラボレーションするというユニークな体験が提供されます」と評価している。

 同社ミドルウェアは他社PLMアプリケーションもサポートし、コラボレーティブ業務プロセスを他のSOA環境と連携させることが

可能。また、多様な業界ニーズに応え、どのようなかたちでもアクセスができ、ニーズに焦点をあてた機能拡張(プロジェクト管理、分類機能、資材コンプライアンス管理など)を行っている。

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