ソフトウェア不具合は早期段階で解決せよ!――革新的な静的コード解析技術の全貌ホワイトペーパー

ソフトウェア開発において、従来の静的解析ツールでは誤検知率が高い、小規模なコードベースに制限されてしまうなどの問題があった。しかし、スタンフォード大学の研究所で生まれた革新的な技術をベースにすることで、そういった問題を克服した革新的な静的コード解析ツールがある。

» 2007年05月28日 07時04分 公開
[ITmedia]

 lintなどの静的解析ツールは、ソースコードそのものを解析し、不適切なコーディングや論理構造を検出するのに役立つ。ただ、これまでの静的解析ツールは誤検出が多く、信頼性に疑問があった。

 そういったさまざまな問題を解決した画期的な静的解析ツールがある。このツールでは、スタンフォード大学のコンピュータシステム研究所で生まれた革新的技術を採用し、何百万行ものソースコードをすばやく解析して、バグを検知できるようにした。コンパイラが生成した中間コードも参照し、仮想環境でビルドおよび解析を実行する。このため、以前のツールよりも精度の高い解析が可能になった。

 ここでは、Coverityが提供する、開発の初期段階でバグを検出し、工数の軽減に役立つ静的ソースコード解析ツールとその技術について解説する。

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