ナースコールをPHSで受ける内線電話システムを納入、沖電気

沖電気は患者からのナースコールをPHSで受信できる内線電話システムを神奈川県くず葉台病院に納入した。

» 2007年05月29日 19時15分 公開
[ITmedia]

 沖電気工業はこのほど、同社のIPおよびモバイル電話システム「IPstage MX」を利用したナースコール装置連動型内線電話システムを、仁輪会くず葉台病院(神奈川県秦野市)に納入したと発表した。

システムのイメージ(*は他社製装置)

 納入したシステムは、IPstage MXとアイホン製の「共通線式ナースコールNFXシステム」と連動させ、病院内を巡回する医師や看護師の持つPHS端末に対して、一斉にナースコールを通知することができる。また、移動中のほかの医師や看護師へ業務連絡を行える。

 PHSを呼び出す際には、ナースコールが発信された病室の番号、ベッド番号も表示されるため、呼び出した患者をすぐ特定できるという。従来のシステムでは、ナースコールを発信した患者を確認するために一度センターに立ち寄らなければならないなど、機動的な対応が難しかった。

 今回の納入は従来システムのリプレースに伴うもので、くず葉台病院ではナースコールへ効率的に対応できるシステムを検討していたという。

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