インスプリングは6月4日、企業内集合知の活用をコンセプトとしたWiki型の企業内情報共有ASPサービス「reLeaf」(レリーフ)を、中小企業向けに7月1日より提供すると発表した。
reLeafは、入力テンプレート、カレンダー、分類検索、コメント、閲覧編集履歴などを備えたWiki型データベースで、蓄積された情報にタグを貼って分類、管理できる。またいつでも誰でも情報を閲覧、編集できるため、例えば業務マニュアルや会社FAQを独自で構築し、担当者の異動などに備えた引継ぎや、新任者の教育の負担を軽減するなどの使い方ができる。
ASP方式により、導入の手間や費用の削減が期待されるとともに、すぐさま運用を開始できる。システムの更新手続きは必要としない。
価格は10ユーザー当たり月額1万500円。別途、初期導入費用の5万2500円が必要。同社サイトにてデモ を公開している。
エンタープライズ2.0で柔らかい知識共有が始まる
企業がWeb 2.0を取り込むようになると、ネット上でブログやSNSが普及したように、企業内でもボトムアップのコンテンツが急増していく。それを集合知として分析し、企業価値に結び付けるのがエンタープライズサーチの役割だ。
標準化と産業界のビミョウな関係
ニワトリが先かタマゴが先か。企業は、標準化前の技術を「事実上の標準」として普及させることで利益獲得を目指す。一方で標準化は、技術がもたらす利益を人類が享受するために欠かせない仕組みだ。
「一石二鳥」書籍デジタル化プロジェクトの仕組み
スパム対策によく使われる「CAPTCHA」。通常はランダムな文字列だが、これを書籍のデジタル化にも利用する方法がある。
Wikiやブログ機能も追加されたMSの無償コラボレーションツールの実力
Windows SharePoint Services(WSS)3.0では、ブログおよびWiki機能の追加と操作性の向上により、WSSの新規導入とアップグレードを促進できる可能性がある。しかし、一部の新機能については、広範囲に導入する前に十分な検討が必要だ。
文書作成に役立つEmacs Muse
達人と呼ばれるプログラマーが好んで使うEmacs。単なるテキストエディタの枠にはとどまらず、PIMやタスク管理ツール、メールクライアントなどとしても使うことができるEmacsだが、ここでは、文章の執筆と発行に役立つMuseモードを紹介しよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.