NEC、NECインフロンティアは、IPsecベースのインターネットVPNで最大1024の拠点接続、800Mbpsのスループットを可能にする小型アクセスルータを発売した。
NECとNECインフロンティアは、ギガビットイーサネット対応のアクセスルータ「UNIVERGE IX3110」を開発、6月4日より製品の販売を開始した。大規模VPN(仮想閉域網)を構築するセンター側ルータとして最大1024拠点を収容可能な点が特徴。
UNIVERGE IX3110は、1000BASE-SX/LXのGbEインタフェースを4ポート搭載するVPNルータ。79万8000円と低価格ながら、IPsecベースのインターネットVPN構築時に最大1024拠点との同時接続、800Mbpsのスループットを実現する。
IPv4/v6デュアルスタック、ルータのピア接続を減らして負荷を軽減するBGPルートリフレクタ機能やMACベースのポート認証機能のほか、冗長電源をサポートする。
両社は、Webブラウザからインターネット接続などの設定を行えるよう、IX3110のソフトウェア機能強化を7月に実施するという。また、IX3110を6月13日〜15日に幕張で開催される「Interop Tokyo 2007」に出展する予定。
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