PTC、製品開発と製造プロセスを最適化する「Windchill」の最新版を発表

PTCは、世界3000社以上に提供しているPLMソリューションの最新版「Windchill 9.0」、およびMPMソリューションの「Windchill MPMLink」を発表した。

» 2007年06月05日 22時44分 公開
[ITmedia]

 PTCジャパンは6月5日、製品のコンテンツやプロセスを管理するソフトウェア製品群の最新版「Windchill 9.0」を発表した。

 「Windchill」は同社のPLM(製品ライフサイクル管理)ソリューション製品群で、主に製品の設計、製造などにおけるプロセスを強化し、製品開発にかかるコストの削減や流用設計の推進などに対応するソリューションとなる。

 最新版となるWindchill 9.0では、製品、製造工程の同時進行、設計サイクルの短縮、製品バリエーションの検証など、エンタープライズ製品におけるコンテンツ管理の機能が拡充された。またWindchill 9.0には、製造開発と同じシステムで製造プロセスを管理できるMPM(製造プロセス管理)向けソリューション「Windchill MPMLink」が統合されている。

 さらにビューアデータの読み込み、操作、配布などの性能向上による生産性の改善、プロジェクトの進捗状況などの管理が可能なリアルタイムのレポート表示、インタフェースの機能向上によるユーザーの役割や職務に応じた情報の表示などの特長を持つ。

 Windchill 9.0、Windchill MPMLinkともに2007年9月に提供を予定している。

関連キーワード

文書管理 | 業務プロセス | PLM


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ