三菱電機、グローバルな製造業の機密管理アプライアンス「DROSY AP」

製造業が業務委託先や国内外の拠点などに開示する技術情報の漏えいを防止する製品「DROSY AP」の発売を発表。

» 2007年06月07日 18時49分 公開
[ITmedia]

 三菱電機株式会社は、データの暗号化保存、文書の利用権限管理などで「利用させたい人だけに」「許可した機能範囲内で」「安全に情報を共有・公開」することのできるソリューション「DROSY Enterprise Edition」から、製造業で頻繁に使われる機能をアプライアンス化した「DROSY AP(ドロシー エーピー)」を6月11日から発売と発表。セキュリティー強化と作業負荷・導入コストの軽減に貢献し、委託先に開示した情報もコントロールし続けることができるとしている。

 DROSY APはアプライアンスとして提供され、OSとDROSYサーバソフト、データベースソフトなどのミドルウェアがあらかじめ導入されたサーバとなり、ユーザー認証や保護文書(PDF、TIFF、JPEG)の作成・閲覧・印刷・利用権変更/解除などの機能を備える。

 英語版OSへも対応し、HP IceWall Quick File Storeとの連携で複数拠点に分散する機密情報の安全な管理も支援されるなど、グローバル展開する製造業に適応している。

DROSY APの構築イメージ(製造業向け完成図書公開モデル、HP IceWall QFS連携例)

 なお、本製品の製造・販売・保守は三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社が担当する。

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