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» 2007年07月05日 18時23分 UPDATE

「よく分からないけど便利そう」なグループウェア、量販店販売へ――サイボウズ

サイボウズとジャングルは業務提携を行い、「サイボウズ Office 6」のパッケージ版を家電量販店で販売すると発表した。

[藤村能光,ITmedia]

 サイボウズは7月5日、コンシューマ向けにソフトウェアを開発・販売するジャングルと業務提携を行い、Webグループウェア「サイボウズ Office 6」のパッケージ版を家電量販店で販売すると発表した。製品名は「サイボウズ Office 6 基本セット パッケージ版(10ユーザー)」で、7月20日より販売開始。

image サイボウズ Office 6 基本セット パッケージ版(10ユーザー)

 現在、中堅・中小企業の約6割はグループウェアを導入している。サイボウズはそれらの企業向けにサイボウズ Office 6を提供してきたが、10人以下の企業への導入は17%にとどまるなど、小規模企業に対するグループウェア導入は進んでいない。一方で、国内には570万を超える企業があり、10人以下の会社は全体の約80%。従業員数は約28%を占める。この市場を開拓するべく今回の提携が行われた。

 サイボウズは従来、自社ホームページと販売パートナーを通じて、主に大・中規模の企業向けに製品の販売を行ってきた。多くの小規模企業では、ITスキルの高い人員が不足していることに加え、販売員やシステムインテグレーターとの付き合いが少ないことなどを理由に、グループウェアの導入が進んでいない。家電量販店での販売は、今までグループウェアの導入を検討していなかった小規模企業の販路として有効なほか、インターネットに馴染みのない非IT系企業のユーザーにも製品を知ってもらえるなど販路の拡大が期待される。サイボウズの青野慶久代表取締役社長は「10人以下の企業でも社内情報の共有やメールの需要はあるが、グループウェアはほとんど知られていないのが現状。それらの人にもグループウェアを普及させたい」と提携の背景を説明した。

 青野氏は「サイボウズと聞いて、よく分からないけど便利そうなグループウェア、という認識がユーザーの間で浸透し始めている。今後はあらゆる人にグループウェアを使ってもらいたい」と説明した。またジャングルの高田晃子代表取締役社長は「家電量販店でグループウェアというジャンルは未開拓の領域。ITに詳しくない人にも商品を知ってもらう機会になる」と意欲を見せた。

image 写真左よりジャングルの高田晃子氏、サイボウズの青野慶久氏

 価格は8万3790円。今後は全国約2000店舗の家電量販店で販売を行い、2007年度に200社、2008年度には250社の導入を目指すという。

image サイボウズの企業キャラクター「ボウズマン」が新製品をアピール

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