ネットジャパン、大規模なOS展開をサポートするクローニングツールの最新版

ネットジャパンは、大規模環境のOSの展開を支援する「NetJapan Multicast Solution 8.5」を発表した。

» 2007年07月10日 19時38分 公開
[ITmedia]

 ネットジャパンは7月10日、大規模環境のOSの展開を支援する「NetJapan Multicast Solution 8.5」を発表した。

 ネットワーク経由のマルティキャストで大量のPCにイメージを配信し、数多くのPCを同時に展開することができるソフト。ネットジャパンが独Paragon Software Groupと設計段階から協力し開発した。

 最新版では、配信をコントロールするインフラストラクチャーサーバを構築できる。イメージの展開と管理を別々のサーバで行えるため、より高速な展開が実行できるようになった。ネットジャパンによると、同時に500台程度展開できるという。

 また、1対1でのユニキャストでのイメージ配信に入り込めるサイクリックユニキャスト機能も搭載。先に実行中のクライアントを待たせることなく、途中から合流したクライアントにも同じイメージを展開することも可能だ。

 価格は、5〜24ライセンスで1ライセンスあたり3380円、25〜49ライセンスで1ライセンスあたり2800円など。年間サポートサービスは別途提供する。

 PCを設定納入するキッティングサービスセンター向けのライセンスも用意している。価格は、100〜249ライセンスで1ライセンスあたり950円、250〜499ライセンスで1ライセンス860円など。7月20日に出荷する。

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