Ajax利用でDB操作を省力化、住友電工情シスがJavaアプリフレームワーク新版

比較的操作が複雑なデータベースの扱いを軽減。Ajaxを利用することで、「楽々FrameworkII バージョン4.2」はJavaアプリケーション開発の作業省力化を図った。

» 2007年07月12日 16時59分 公開
[ITmedia]

 ビジネスロジックを定義するJavaアプリケーション開発フレームワーク、「楽々FrameworkII バージョン4.2」が住友電工情報システムから発表された。7月12日より発売開始する。

 同製品の特徴は、データベース操作をマウスで容易に行えること。GUIでビジネスロジック定義が可能となり、容易なデータベース編集を実現している。

 Javaアプリケーション開発フレームワークの多くでは、開発時の業務コンポーネント利用で作業省力化に貢献できる。しかし、データベース操作までもノンプログラミングとして掲げるものは、比較的少ない。

 同社はこの点に着目し、「楽々FrameworkII」を利用することでプログラム設計工数を従来の3分の1まで短縮できるとコメントしており、設計完了直後に試作プログラムの自動生成稼動ができる点も優位さの1つだとしている。同製品で最初のバージョンを発売して以来、中堅から大企業における導入実績が約120社を記録している点も挙げる。

 なお、今回販売された「楽々FrameworkII バージョン4.2」では、ビジネスロジックの定義部品「ビジネスロジックアクションコンポーネント」の追加とともに、Ajaxを利用したプログラム設計ツール「RakDesigner」によって、データベース操作の省力化を実現している。

 発売を機に、同社は近くこの製品に関するセミナーを予定しており、7月18日(水)14時から住友電工情報システム・東京支社で、8月2日(木)14時からは住友電工情報システム・本社(大阪)で開催される。

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