1位はGoogle――eコマース史上の10大イベント発表

ソフト業界団体のSIIAが、過去10年間にeコマースに重大な影響を与えた出来事トップ10を選出。eBay、Amazon.comなどのほか、ブロードバンドの普及やオープンスタンダードなどもランクインしている。

» 2007年07月14日 08時41分 公開
[ITmedia]

 ソフトウェア業界団体のSoftware & Information Industry Association(SIIA)は7月11日、「過去10年間にeコマースに大きなインパクトを与えた出来事トップ10」を発表した。

 米政府がeコマースに関する枠組みを策定してからの10年間、最も重大な影響を及ぼしたものは1998年9月設立の「Google」。「インターネットの利用方法を、根本的に変えた」と評価された。2位は「米国ネットユーザーのブロードバンド普及率、50%達成(2004年6月)」。オンラインでの商取引が劇的に変化したことの表れだとしている。以下、「eBayオークション(1997年9月立ち上げ)」「Amazon.com(1997年5月IPO)」「Google AdWords(2000年開始)」と続く。

 トップ10リストは、創造性や起業家精神の成長を促した「インターネットの特徴を反映している」とSIIA。Googleが首位になったことは「驚くに当たらない」としている。

 トップ10は、SIIAスタッフが選んだ候補の中から、専門家の投票により選ばれた。

eコマースに影響を与えたイベントトップ10
順位 イベント 時期
1 Google 1998年9月起業
2 米国ネットユーザーのブロードバンド普及率、50%達成 2004年6月
3 eBayオークション 1997年9月立ち上げ
4 Amazon.com 1997年5月IPO
5 Google AdWords 2000年開始
6 オープンスタンダード 1997年、HTML 4.0リリース
7 Wi-Fi 1997年、802.11策定
8 ユーザー生成コンテンツ 2005年、YouTube立ち上げ
9 iTunes 2001年リリース
10 BlackBerry 1999年発売

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