Intel、増収増益

Intelの4〜6月期決算は、売上高は前年同期比8%増、純利益は税項目による押し上げもあり、同44%となった。

» 2007年07月18日 09時18分 公開
[ITmedia]

 米Intelが7月17日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高は87億ドルで前年同期比8%増、純利益は同44%増の13億ドル(1株当たり22セント)だった。純利益には、税金関連の利益(1株当たり3セント)が反映されている一方、リストラ経費も8200万ドル計上されている。

 ポール・オッテリーニ社長兼CEOは、「当社の合理化努力により、売上高の伸びを上回る純利益の増加を実現でき、うれしく思う」とコメントしている。

 粗利益率は、1〜3月期を下回る46.9%。マイクロプロセッサの平均販売価格(ASP)の下落や、NORフラッシュ製品への需要が「期待を下回った」ことが影響したという。マイクロプロセッサの販売個数は、1〜3月期を上回った。

 7〜9月期については、売上高を90億〜96億ドル、粗利益率を52%程度と予測している。

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