USBメモリを使ってパソコンを高速化するVista Tips

Vista Tips:Vista搭載PCでは、USBメモリを活用するとパフォーマンスを改善できる。

» 2007年07月20日 18時42分 公開
[池田利夫(ジャムハウス),ITmedia]

 Windows Vistaは、外付けのUSBメモリによって内部のシステムメモリを増強する「ReadyBoost」の機能を搭載している。データをためておくキャッシュとして利用され、ハードディスクからデータを読み込むよりも速いので、システムのパフォーマンスを改善できるケースも多い。特に搭載メモリが少ないノートPCなどで動作速度に不満があるときは、USBメモリの領域をReadyBoostに割り当てることで効果が期待できる。ただし、USBメモリの転送速度が十分でない場合には利用できないため、USBメモリの購入時にReadyBoostに対応しているかの確認が必要だ。また、235Mバイト以上の空き容量が必要となる。なお、USBメモリに格納されるデータは暗号化されるので、万一紛失してもファイルなどの内容がそのまま外部へもれることはない。

システムの高速化 USBメモリをセットすると、[自動再生]が表示される。[システムの高速化]をクリックする
サイズ指定 リムーバブルディスクのプロパティ画面で設定を行う。[このデバイスを使用する]を選択して、使用する領域のサイズを指定したら、[OK]をクリックする

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