マイネット・ジャパンとオーシャンブリッジ、人気ランキング型の社内文書共有ソリューションで提携

マイネット・ジャパンとオーシャンブリッジは7月25日、企業内ソーシャルニュースと社内ドキュメント共有システムの連携による、人気ランキング型社内ドキュメント共有ソリューションの提供で業務提携することを発表した。

» 2007年07月25日 13時18分 公開
[ITmedia]

 マイネット・ジャパンとオーシャンブリッジは7月25日、企業内ソーシャルニュースと社内ドキュメント共有システムを連携した、人気ランキング型による社内ドキュメント共有ソリューションの提供で業務提携することを発表した。

 インターネットの世界で普及しているWeb 2.0の考え方を企業内情報システムに応用し、情報共有を革新していくという「エンタープライズ2.0」の取り組みが最近注目されている。しかし、ブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などのWeb 2.0的なシステムを企業内に持ち込むだけでは、「どんな情報を書き込めばいいのか分からない」といった理由から利用に結びつかない場合も少なくない。

 今回の提携で両社は、Web 2.0を企業情報システムに適用したマイネット・ジャパンの企業内ソーシャルニュースシステム「イントラnewsing」と、オーシャンブリッジのドキュメント共有システム「Net-It Central」の機能を連携させた、エンタープライズ2.0時代のナレッジマネジメントソリューションの共同開発を進める。

 このソリューションにより、すでに社内に大量に存在するPowerPointやWordなどの文書資産を、自動的にイントラネットWebサイトに公開し、Webブラウザだけで高速に検索して閲覧できるようになる。そしてその膨大な文書群を社員の手で投票・整理し、その結果である文書の人気ランキングを社員のコメントとともに一覧表示して、社員間の情報共有とコラボレーションを推進することが可能となる。すでに社内に存在しながら十分に共有・活用されていない文書資産の活用を促進し、「必要なマニュアルが見付からない」「社内で評価の高い提案書がどれなのか分からない」といった社員の不満を解消できるソリューションのため、導入後すぐに社員が活用し、効果を上げることができる。

 マイネット・ジャパンとオーシャンブリッジでは、今回の提携を皮切りに、システム連携のさらなる充実や、共同でのセミナー展開をはじめとする開発・マーケティング・販売面における協業を進め、エンタープライズ2.0領域での「本当に使われる」ナレッジマネジメントソリューションの提供を進めていくとしている。

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