マイクロソフトは、研究・教育機関、起業家・ベンチャー企業などによる優秀な研究やソリューションに対して表彰を行う「Microsoft Innovation Award 2007」を実施する。
マイクロソフトは、研究・教育機関、起業家・ベンチャー企業によるアイデアの商業ベース化の実現とグローバルビジネス展開への支援を目的に、優秀な研究やソリューションに対して表彰を行う「Microsoft Innovation Award 2007」を実施する。
同社は2006年11月に設立した「マイクロソフト イノベーション センター」を核とし、国内IT産業における技術研究、製品開発・検証を支援する取り組みを各プログラムを通じて推進している。IT技術の活用により新たなイノベーションを生み出そうとするIT企業や起業家などを総合的に支援するための「マイクロソフトIT ベンチャー支援プログラム/インキュベーションプログラム」、産学官連携体制による高度なテクノロジーの開発や研究、IT人材の育成や、戦略的研究開発の推進のための「マイクロソフト産学連携研究機構(IJARC)」などを推進している。
今回のMicrosoft Innovation Award 2007」ではそれらのプログラムを中心に、独創的なアイデアからビジネスを立ち上げたITベンチャー企業や、高度で先進的なテクノロジーの開発や日本の市場ニーズに対応したテーマに関する研究を推進する日本国内の大学/研究機関、および優秀な企業・団体に対して表彰し、研究支援、技術およびマーケティング支援、さらにグローバルビジネス展開をサポートしていくもの。
表彰部門は次の3つからなる。
コマーシャル部門:独創的なアイデアからビジネスを立ち上げたITベンチャー企業から最優秀企業1社、優秀企業9社
アカデミック部門:高度で先進的なテクノロジーの開発や、日本の市場ニーズに対応したテーマに関する研究を推進する、日本国内の大学/研究機関から最優秀研究機関1研究室、優秀研究機関5研究室
大学出展者部門:独立行政法人科学技術振興機構、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が主催する「イノベーション・ジャパン 2007 −大学見本市−」に出展する「ナノテク・材料」「バイオ・アグリ」「医療・健康」「環境」「新エネルギー・省エネルギー」「IT」「ものづくり」の7分野の全大学研究室からマイクロソフト特別賞1研究室、優秀賞1研究室、部門賞5研究室
現在、コマーシャル部門応募企業の中から10社、アカデミック部門応募研究機関の中から6研究機関が優秀賞として最優秀賞にノミネートされている。8月末までの選考期間の後、ノミネート企業/団体の中から厳選された各部門のソリューションに対し、最優秀賞の授与を、9月13日に東京国際フォーラムにて開催されるイノベーション・ジャパン 2007で行う。同時に大学出展者部門については、マイクロソフト特別賞1研究室、優秀賞1研究室、部門賞5研究が発表される。
コマーシャル部門最優秀賞ノミネート企業
アカデミック部門最優秀賞ノミネート研究機関
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