イントラでもインターネット並の検索を――NTTソフトとアクセラテクノロジが提携

IT業界内では、エンタープライズサーチへの注目度が高まっている。その追い風を受け、NTTソフトウェアとアクセラテクノロジはAccela BizSearchの販売提携を行った。

» 2007年08月01日 19時35分 公開
[ITmedia]

 NTTソフトウェアとアクセラテクノロジは8月1日、企業内検索ソフトウェア「Accela BizSearch(アクセラビズサーチ)」の販売代理店契約を締結。エンタープライズサーチ分野における提携を発表した。

 この発表内でアクセラテクノロジは、「インターネットにおける検索では、有数サイトによって世界中の情報へとアクセス可能だ。一方で、企業内でも散在するグループウェアや業務システム内の情報へ、容易なアクセスを実現すべきと考えた」とコメント。Accela BizSearchの開発背景を語っている。

 さらに製品の優位さとして検索スピードを始め、大容量ストレージの対応、日本語解析技術、文書アクセス権限の継承を強調している。純国産の強みもあるといい、2001年7月の同社設立時から現在までに国内企業1096サーバの導入実績があるという(2007年6月末現在)。

 一方、NTTソフトウェアは、音声とデータの融合によるグループウェア、SFA、CRM、ERPなど各種オフィスアプリケーションとの連携構築技術などの実績を持つ。このノウハウを生かし、同社は「Accela BizSearch」を用いたエンタープライズサーチシステムの販売と構築に取り組むという。

 また、NTTソフトウェアがこれまでにAccela BizSearchを用いた構築実績があることも合意に至った理由の1つとしている。今回の販売提携について、同社は検索の高速性や企業システムとしてのセキュリティ面などを評価しており、今後、拡大が予想されるエンタープライズサーチ分野の可能性に協調を示した形だ。

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