XPSファイルを出力する帳票ツールを出荷 ウイングアーク

ウイングアーク テクノロジーズは、Windows Vistaが採用しているXPSファイルを帳票で出力できるツールを出荷した。

» 2007年08月06日 19時17分 公開
[ITmedia]

 ウイングアーク テクノロジーズは8月6日、Windows Vistaが採用しているXPSファイルを帳票で出力できるツール「Super Visual Formade(SVF) for XPS」を出荷した。

 SVF for XPSは、帳票開発ツール「SVF設計部」や「SVFX-Designer」からXPSファイル形式の帳票データを作成できる。XPSはマイクロソフトが規格化を進めている新しい電子ドキュメント形式で、Windows Vistaに採用されている。ビューアなしで文書を閲覧できるほか、Windowsプリンタドライバによる印刷も可能。

 これにより、Webブラウザから直接文書を閲覧できるようになった。さらにシンクライアント環境で運用でき、クライアントPCにデータが保持されない形式を取る。クライアント側での余計なデータのダウンロードを避けるなど、セキュリティ面も強化された。またXPS形式の文書と文書管理ツールをシームレスに連携できるのも特徴。

 価格はWindows版とLinux版が1サーバ当たり80万円、UNIX版が120万円(それぞれ税別)。

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