ウェブプロデュース、映像配信を自動化するサービスを開始

NTTデータ、NTT東日本、博報堂が出資するウェブプロデュースは、企業向けの動画配信サービスを開始した。

» 2007年08月10日 21時30分 公開
[ITmedia]

 ウェブプロデュースは8月10日、専門的な知識を必要とせずに動画コンテンツの配信や管理ができる企業向けASPサービス「法人向け動画投稿サービス」を開始した。

 同サービスは動画を用いて社内外の情報共有やコミュニティー作りができるもの。ブラウザから映像ファイルを指定しタイトルやコメントを入力すると、サーバ側が自動的にエンコードし、サムネイルファイルや配信元のホームページを作成する。ASPサービスにより、動画コンテンツの作成に必要となる専門的な工程を自動化したのが特徴。

 コンテンツはメタ情報とともに専用のデータベースに保存される。管理者はコンテンツのファイルやタイトル、URLなどの情報の管理や、動画の公開や削除などをCMS(コンテンツマネジメントシステム)から一括でできる。また作成した動画ページにはタグ情報が表示され、管理者は動画を埋め込んだ独自のホームページを作ることも可能。

 アップロードに対応する動画フォーマットはWMV、MPEG、AVI、MOV、H.264、3GPP、3GPP2となる。配信に対応する動画フォーマットはWMV。

 価格は初期費用、月額ともに52万5000円から。同社は今後1年で200件の受注を目指す。

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