NEC、基幹業務向け中小型サーバ13機種を発売

NECは、ACOSシリーズの基幹業務向け中小型サーバ「i-PX9000モデルS200」を発売した。従来機に比べ設置面積は半分、約20%の低電力化が図れる。

» 2007年08月23日 13時07分 公開
[ITmedia]

 NECは8月23日、ACOSシリーズの基幹業務向け中小型サーバ「i-PX9000モデルS200」を発売した。最大48CPUを搭載する同シリーズの大型サーバ「i-PX9000モデルA200」に続くモデルで、最下位機種の「i-PX9000/S211」から最上位機種「同/S2A4」までの計13機種が発売される。最大4CPUを搭載でき、メモリは8Gバイト。

image i-PX9000モデル200

 i-PX9000モデルS200は、インテルのデュアルコアCPU「Itanium2 プロセッサ 9000番台」を搭載している。ストレージをCPU筐体に内蔵したほか、これまで2つ搭載されていたテープバックアップ装置がなくなったため、設置面積は「i- PX9000/Sモデル」と比べて半分となった。また周辺装置を含む最小システム構成で比べた場合、消費電力は約20%低減している。

 OSは、「ACOS-4/VX」「HP-UX 11iv2」「Red Hat Enterprise Linux v4」「WindowsSever2003」に対応。ACOS-4/VXを複数搭載できる機能も備えている。

 レンタル価格は月額235万円から出荷開始は9月28日。同社は今後3年間で、新製品を含むACOSシリーズ「i-PX9000」400台の販売を見込む。

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