四川省にSTB開発の支店を設立、NECエレ中国

 NECエレクトロニクス中国は、中国四川省の成都市に支店を設立し、開発事業を開始した。

» 2007年08月27日 17時34分 公開
[ITmedia]

 NECエレクトロニクス中国は、中国四川省の成都市に支店を設立し、開発事業を開始した。中国において、北京、香港、上海、深センに次ぐ5つ目の販売拠点となる。

 同社は、半導体やマイコンに加え、衛星放送やケーブル放送受信などのセットトップボックス(STB)向け半導体製品の市場が拡大している中国で、画像処理用システムLSI「EMMA」を展開している。成都支店では、ケーブルテレビ放送受信用STBなどデジタル機器向けの開発を行う。

 それに先駆けて、四川長虹ネットワークテクノロジーと共同開発センターを8月24日に設立し、STBの共同開発を開始した。今後は、デジタル機器分野におけるソフトウェアなどの研究開発を強化する見通しという。

 売り上げ目標は、2010年度までに中国で1000億円。

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