ベイシス、日本語住所データ解析システムを不動産情報分析システムに提供

ベイシス・テクノロジーは、日本語住所データ解析システムをニューシティの不動産情報分析システムに提供した。

» 2007年08月28日 17時35分 公開
[ITmedia]

 ベイシス・テクノロジーは8月28日、同社の日本語住所データ解析システム「JPOST」が不動産投資のニューシティコーポレーションの不動産投資情報分析システムに採用されたと発表した。

 JPOSTは国内の住所データを効率的にコンピュータ処理するために、住所データを構成要素(都道府県・市町村・区・地区・丁目・番地など)ごとに分割し、全角と半角文字の統一や漢数字とアラビア数字の統一、住所表記のふりがな付与(カタカナとローマ字)、郵便番号による住所の特定などを行う。

 ニューシティコーポレーションでは、アナリストが投資情報を分析・検討するための不動産投資情報分析システムで、専門家リポートや不動産取引データ、住所データなどを使用しているが、従来の住所データは表記が複雑で統一性もないためにデータ処理の効率化が課題になっていたという。

 JPOSTの導入により、データ処理時の分析精度を向上させるだけでなく、ローマ字表記の付与によって情報を効率的に英語化できるとしている。

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