日立は、中堅企業向けのSAP ERPパッケージ「HITRY」シリーズに「HITRY/Value Pack」を追加すると発表した。
日立製作所 情報・通信グループは8月28日、中堅企業向けのSAP ERPパッケージ「HITRY」シリーズに「HITRY/Value Pack」を追加すると発表した。
HITRYシリーズは、日立が開発した業界別テンプレートを活用してSAP ERPを迅速に導入できるようにしたもの。HITRY/Value Packとしては、産業機械、電機、金属製品、輸送用機械、精密/医療用機械、木材/木製品製造などの組立加工業向けテンプレートを用意した。
日立のサーバ「HA8000」のほか、業務機能レベルで適用範囲や導入費用などを明確化させる日立のSAPソリューションの短期導入手法「HICARE U/Light」を使った導入サービスもセットにして提供する。
また、SAPが稼働するサーバをブレードサーバの「BladeSymphony」へ変更するオプションや、システム運用管理ソフト「JP1」を組み合わせるオプションも用意した。
HITRY/Value Packは、2007年7月に刷新されたSAPジャパンの中堅企業向けERP パッケージソリューション「SAP All-in-One」パートナーパッケージプログラムの国内認定第1号という。
8月30日から提供を開始。価格は個別見積もりとなる。
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