サバンは、SOHOや小規模事業者向けに提供しているサーバ製品「Net-Station」の新モデルとなる「Net-Station S」を発売した。
サバンは9月4日、SOHOや小規模事業者向けに提供しているサーバ製品「Net-Station」の新モデルとなる「Net-Station S」を発売した。
Net-Stationシリーズは、SAVANT-Linuxという同社が開発しているLinuxおよび基本設定データをCD-ROMに焼き付け、それをCD-ROMブートで起動、メモリ上に展開して動作させるタイプのLinuxアプライアンスサーバ製品。HDDにインストールしないため、万が一のトラブル時には、再起動するだけで元の状態に戻すことができる。基本的なサーバソフトウェアのほか、自社開発のWebグループウェア「Info-Station」などが標準装備されている。
今回発表されたNet-Station Sは、リムーバブルHDDを搭載したモデル。Net-Stationでは、ファイルサーバやログファイルを残す場所などの用途でHDDを利用するが、HDDが複数接続されている場合、毎日rsyncでミラーリングを行う。この1つがリムーバブルHDDとなったことで、万が一ハードウェアトラブルが発生した場合でも、CD-ROMとリムーバブルHDDを別のPCで動作させることで容易に復旧できる。
ミニタワー型とタワー型が用意され、価格は20万7900円から。
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