富士通フロンテックと都築電気、ミノダはUHF帯対応RFIDタグを埋め込んだ「RFIDワッペン」ソリューションを発売する。
富士通フロンテックと都築電機、ミノダは9月6日、やわらかい素材のワッペンやネームプレートにUHF帯対応のRFIDタグを埋め込んだ「ワッペンタグ」と運用ソリューションを、9月20日から発売すると発表した。
従来、ユニフォームなどの衣類の管理にRFIDタグを利用する場合にはユーザー企業自身でユニフォームへ直接RFIDタグを縫い付けるなどの手間が掛かっていたいう。今回は、ワッペンの製造と販売を手がけるミノダが、デザインからRFIDタグの埋め込み、ユニフォームへの取り付けまでを行い、富士通フロンテックがゴム系素材を使用したUHF帯RFIDタグの供給、リネンタグを利用した業務システムの構築、運用サービスなどを都築電気を担当する。
これまで、ユニフォームの貸出しや返却管理、社外流出の防止、クリーニング回数の確認など、ユニフォームのライフサイクル管理にもRFIDが用いられており、RFIDワッペンタグの利用でユニフォーム管理の効率化が図られるという。
RFIDワッペンの販売価格は、ワッペンタイプ(8.5センチ四方のサイズの場合)で1枚当たり1260円から、ネームプレートタイプは同840円から。別途、初回のみ版作成費が必要になる。
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