日本ネットワーク・アプライアンスは、中堅企業向けストレージのエントリーモデル「FAS2000シリーズ」を9月7日から提供する。
日本ネットワーク・アプライアンスは、同社の主力ストレージ製品群「NetApp FASシステム」に中堅企業向け新製品「FAS2000シリーズ」を加えて9月7日から提供を開始した。
FAS2000シリーズは、従来のエントリーレベルのストレージ製品である「FAS200シリーズ」の後継となる製品。従業員数が100人から1000人程度の中堅企業市場を主な対象としており、ストレージ容量が最大24Tバイトの「FAS2020」と、最大69Tバイトの「FAS2050」の2種類の製品で構成される。最小パッケージ構成の参考価格は、FAS2020が347万7000円から、FAS2050が427万5000円(ともに税別)から。
従来のFAS200シリーズと比較してストレージ容量を最大で4倍以上に拡大すると同時に、ディスクドライブには最大300Mバイト/秒の高速転送帯域を持つ最新のインタフェース規格「SAS(Serial Attached SCSI)」を同社として初めて採用。ストレージに要求される基本性能を向上しながらも、従来製品とほぼ同等の価格帯で提供する。また、同社のすべての製品に共通して搭載されているストレージOS「Data ONTAP」が採用されており、データ保護、セキュリティ、リモート管理などの機能を備える。
FAS2020 | |
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最大ストレージ容量 | 24.6Tバイト |
ヘッドユニット内最大ディスクドライブ数 | 12 |
システムあたりの最大ディスクドライブ数 | 40 |
ECCメモリ | 2Gバイト |
対応ストレージプロトコル | FCP、iSCSI、NFS、CIFS |
FAS2050 | |
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最大ストレージ容量 | 69Tバイト |
ヘッドユニット内最大ディスクドライブ数 | 20 |
システムあたりの最大ディスクドライブ数 | 104 |
ECCメモリ | 4Gバイト |
対応ストレージプロトコル | FCP、iSCSI、NFS、CIFS |
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