「Microsoft BizTalk Server 2006 R2」リリース

新しいバージョン「Branch Edition」も提供される。

» 2007年09月11日 14時14分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは9月10日、「Microsoft BizTalk Server 2006 R2」を提供開始した。

 BizTalk Serverは各種のビジネスプロセス管理(BPM)を連係させるプラットフォーム。今回のリリースは、RFID(無線ICタグ)機能、電子データ交換(EDI)ネイティブサポート、RosettaNetなどの垂直業界標準のサポート統合などにより、サプライチェーンやプロセスコラボレーション向けの統合的なプラットフォームになっているという。組織内のプロセスを接続するバージョン「Branch Edition」も新たに提供される。

 またMicrosoftは、顧客が自身のSOA(サービス指向アーキテクチャー)機能を拡張できるよう、設計指針などを提供するESB(エンタープライズサービスバス)Guidanceもリリースした。さらに顧客のビジネスアプリケーション統合を支援する「BizTalk Server Adapter Pack Beta 2」のテスト版も公開。このアダプタはBizTalk Server 2006 R2、SQL Server 2005、Microsoft Office SharePoint Server 2007と連係し、2008年前半に正式リリースされる予定。

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