ドリーム・アーツは、営業活動支援ツール「ひびきSALES」の最新版を発売、同社のEIP製品「INSUITE Enterprise」に導入することで使用できる。
ドリーム・アーツは10月3日、営業活動支援ツール「ひびきSALES」の最新版「ひびきSALES ver.1.5」を発売した。同社のEIP(Enterprise Information Portal)パッケージ「INSUITE Enterprise」に導入することで使用できる。
ひびきSALESは、顧客管理やスケジュール、営業日報、案件管理などの機能を備え、営業活動にかかわる情報を一元的に扱うSFA(営業支援システム)ツール。営業日報から、案件および顧客ごとの営業情報を管理できる。
新版では、同社の文書管理システム「ひびきSm@rtDB」と連携した営業支援システムを構築できるのが特徴。ひびきスマートDBで作成した製品台帳や在庫管理などの社内文書と営業活動の情報をシームレスに連携し、同期する。
また、営業成績や達成度といった数値やプロセスの管理だけでなく、顧客との対話や営業担当者の気づきなどのいわゆる「暗黙知」といった情報もポータル上で共有できる。共有した情報は、グループメンバーや上長、プロジェクトメンバーなどに一括配信できるほか、メンバー以外が閲覧できるように設定することも可能。
ほかのSFA製品との違いは、「営業だけでなく、製造やマーケティングといった営業にかかわるすべての活動の支援ができること。あらゆるユーザーのノウハウの共有や、コミュニケーションの活性化までを視野に入れ、企業のワークスタイルや風土の改善にも貢献するもの」(同社営業統括本部マーケティング部の朝倉寛文氏)という。
価格は10ライセンス当たり84万円から。
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