NTTら4社、OSSミドルウェア「Heartbeat」の日本語サイトを開設

NTT、NTTデータ先端技術、VA Linux Systems Japan、NECの4社は、OSSミドルウェア「Heartbeat」の日本語サイトを10月5日に開設する。

» 2007年10月04日 21時22分 公開
[ITmedia]

 NTT、NTTデータ先端技術、VA Linux Systems Japan、NECの4社は10月4日、各サーバの動作状況を監視し、サービスの停止時間を短縮化する「Heartbeat」の日本語サイトを10月5日に開設すると発表した。

 Heartbeatは、サービスを提供するシステムに加え、障害に備えた予備のシステムを持つ冗長構成のシステム環境において、システムを監視し、障害時には予備のシステムに切り替えることで、サービスを継続させるOSSミドルウェア。

 4社は、これまでの基幹系システム構築で培ったミドルウェア開発技術や障害解析技術を基に、新機能の提供やバグパッチのフィードバックを行う。

 日本語サイトでは、プログラムやインストールマニュアル、設定例などをダウンロードできる。製品のリリースやパッチ情報なども掲載する。ユーザーは、メーリングリストの利用により、疑問点やバグ情報などの情報交換をすることも可能。

image 障害発生時のシステム切り替えイメージ

 主なコンテンツは、Heartbeatソースコード、プログラムモジュール、インストールマニュアル、設定マニュアル、製品情報、リリースのスケジュールなど。

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