NEC、SNS連携ツール「Social Tool Mart」をSaaSで提供

NECは、SNSを中核としたWeb型情報共有ツール「Social Tool Mart」をSaaSで提供する。年間で3億円規模の売り上げを見込む。

» 2007年10月09日 16時08分 公開
[ITmedia]

 NECは10月9日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を中核に、さまざまなツールを組み合わせるWeb型情報共有ツール「Social Tool Mart」をSaaSで提供すると発表した。

 Social Tool Martは、SNS構築のオープソースソフトウェア「OpenPNE」を採用し、SNS機能とスケジュール機能やコンテンツ管理、業務管理などのツールとを連携できる。SNSは10月からサービスを開始し、連携ツールは3年後に15種類へ拡充させる予定。同時にAPIの公開も準備しており、将来はCRMツールなどのサードベンダー製品との連携も視野に入れている。

Social Tool Martの利用イメージ

 Social Tool Martと利用することで、社内での情報共有や、複数企業で利用するコミュニティーサービスなどが可能になる。提供開始を前に、三井不動産販売が日比谷三井ビルディング内に開設するオープンオフィス形式の会員制施設「相創の場」に試験導入を開始している。

 利用価格は、SNS機能単体の場合が1契約当たり月額7万円(税抜き)。NECは、今後3年間で100社を利用を見込んでいる。

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