日本IBMは、排熱や騒音の削減性能を向上させたブレード型ワークステーション「IBM BladeCenter HC10」を発表した。
日本IBMは10月10日、ブレード型ワークステーション「IBM BladeCenter HC10」を発表した。
同製品は、ワークステーション機能をHC10に集約し、LAN経由で接続した専用クライアント端末「IBM CP20 ワークステーション・コネクション・デバイス」経由で処理を行うもの。一種のシンクライアントといえる。
IBM BladeCenter HC10はCPUにIntel Core 2 Duoを搭載するモデルが4つ用意され、ビデオカードの部分は2Dモデルが「NVIDIA NVS 120M」を、3Dモデルが「NVIDIA FX 1600M」をそれぞれ搭載する。メモリは最大4Gバイト。OSにはWindows XPやVistaが利用可能。
クライアント端末であるCP20は、A5版サイズの筐体で省スペースを実現する上にファンなどの可動部品を持たないため、従来のワークステーションに比べ、端末側で9割の排熱ならびに騒音を大きく削減できる。
価格は43万1970円(2DモデルのHC10およびCP20各1台の最小構成)から。10月22日より出荷する。
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