BMCソフトウェアは、IT運用プロセスを自動化するソリューション「BMC Service Automation」を発表した。
BMCソフトウェア(BMC)は10月8日(米国時間)、ITによるビジネスサービスのライフサイクルを自動化するソリューション「BMC Service Automation」を発表した。
同ソリューションは、プロビジョニングやアップデート業務の調整や実行、仮想サーバや物理サーバの構成、ネットワークインフラの構成や再構成など、さまざまなIT運用プロセスをハードウェアやOSの制限なく自動化する。
具体的には、クライアントシステム全般にわたるフルスケールの構成自動化、構成ポリシーの順守とプロセス自動化を支援する変更管理、異機種混合環境での標準的な構成の監査と強制実行など継続的コンプライアンスの自動化などを提供する。
現在企業において、運用コストと管理による負荷はITリソースの大半を占めるという。しかし、その大部分は手作業によって消費されているため、時間の削減やエラーの抑制が要求されていた。手作業によるプロセスを自動化することで、日常業務における時間とコストを9割近く削減できるという。
同ソリューションは、同社が提唱する「ビジネスサービスマネジメント(BSM)」の一環。BSMとは、ビジネスをITインフラやアプリケーションなどのITコンポーネントと結びつけ、ITをビジネスの目標に同期させて顧客のROI(投資対効果)を高めるソリューション戦略である。
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